性教育とは、性の話をすることではありません。
というかそれだけではありません。
現在の日本の教育では「性行為」について教えることはタブーと思われていて、
実際に「性行為」についての授業はないそうです。
そんな環境下で子供達は育ち、動画やSNSから間違った知識を得ていく人が多いのです。
私はそれが「性犯罪」につながっていっている要素の一つになっていると思っています。

じゃぁ性教育はいつからどんなことを始めればいいの?

それはずばり!0歳から!0歳から始められて幼少期に伝えられることがあるよ!!
それは
✔ 自分の体を大切に感じること
✔ 感情を出していいと知ること
✔ 嫌なことを「いや」と言えること
そして何より、
同意(コンセント)と境界線(バウンダリー)を育てることです。
同意と境界線を育てる家庭の関わりと0歳〜幼児期におすすめ絵本10選 を紹介します。
■ 同意と境界線とは?
同意(コンセント)とは
「してもいいよ」と自分の意思で選ぶこと。
ポイントは3つ。
- 強制されていない
- いつでも取り消せる
- 相手も自分も安心している
幼児期の同意は、とてもシンプルです。
✔ 抱っこしていい?
✔ くすぐっていい?
✔ 手つないでいい?
これを確認することが、最初の性教育です。
同意と一緒に大事なのは「嫌だ」と言って良いということです。
境界線(バウンダリー)とは
「ここからは私のもの」という見えない線。
身体の境界線
感情の境界線
気持ちの境界線
これが曖昧なまま育つと、
・嫌なことを断れない
・嫌だと思っても空気を読んで我慢する
というリスクが高まります。
例え知り合いだとしても、急に接近されたら嫌ですよね?
「ここからは嫌だよー」というラインがあなたのバウンダリーです。
■ 年齢別:家庭でできる具体的な実践
【0〜2歳】
テーマ:安心と身体の尊重
〜実践例〜
①オムツ替え
「おしりきれいにするね」と必ず声をかける
→ 無言で触らない
②くすぐり遊び
「やめて」と言ったら即止める
→ “やめては通じる”体験
③親戚のスキンシップ
無理にさせない
→ 「嫌なら断っていい」を守る
ここで学ぶのは
体は勝手に触られるものではないという感覚。
【自分の体は自分だけのもの】これが大事。
【2〜4歳】
テーマ:イヤと言える練習
イヤイヤ期は性教育のゴールデンタイムです。
子ども「イヤ!」
親「イヤなんだね」
まず受け止める。
そのうえで
「でも今は歯みがきは必要だよ」と説明する。
イヤを認めつつ、社会性を教える。
これが境界線の土台です。
【4〜6歳】
テーマ:プライベートパーツと同意
この時期は、明確に伝えます。
・水着で隠れるところは大切な場所
・見せない、触らせない
・嫌だったらすぐ大人に言う
そして重要なのは、
「あなたが悪いわけじゃない」
と繰り返し伝えること。
■ 年齢別おすすめ絵本10冊【詳細レビュー】
① 『だいじ だいじ どーこだ?』(遠見才希子)
対象:2歳〜
内容:プライベートパーツの概念をやさしく伝える
✔ 医療監修あり
✔ 性被害予防に直結
✔ 言葉がわかりやすい
家庭に1冊あると安心。
② 『きみのからだは きみのもの』(ルシア・セラーノ)
対象:4歳〜
内容:同意と境界線を明確に説明
✔ NOと言っていい
✔ イヤな秘密は守らなくていい
ややストレートだが予防効果が高い。
③ 『おへそのあな』(長谷川義史)
対象:3歳〜
内容:命の誕生を温かく描写
✔ 自己肯定感を育てる
✔ 命のつながりを感じられる
④ 『ぼくのからだ ここなあに?』(バージニア・ミラー)
対象:3歳〜
内容:体の名称を正しく学ぶ
✔ 正しい名称を使うことは予防になる
✔ 恥ずかしい扱いにしない土台づくり
⑤ 『あかちゃんはどこからくるの?』(ピーター・メイル)
対象:5歳〜
内容:科学的にシンプルに説明
✔ ごまかさない
✔ でも過剰でもない
⑥ 『わたしのはなし』(水野敬也)
対象:4歳〜
内容:自己肯定感と自分の物語
✔ 自己尊重が性の尊重につながる
⑦ 『いないいないばあ』(松谷みよ子)
対象:0歳〜
内容:感情の出入りの安心体験
✔ 感情を出していい土台
⑧ 『だっこして』(わらべきみか)
対象:0歳〜
内容:触れ合いの安心
✔ 身体感覚=安全の学習
⑨ 『こころって なあに?』
対象:4歳〜
内容:感情の言語化
✔ 感情を説明できる子は自分を守れる
⑩ 『NO means NO!』(英語絵本)
対象:5歳〜
内容:NOの大切さを明確に伝える
✔ シンプルで力強い
✔ 同意教育の核
■ 性教育で一番大切なこと
それは知識ではありません。
「あなたの気持ちは大切」
と繰り返し伝えること。
感情を止める育児は、境界線を弱くします。
感情を受け止める育児は、境界線を強くします。
■ まとめ
✔ 性教育は0歳から始められる
✔ 同意は日常の声かけで育つ
✔ 境界線はイヤイヤ期に伸びる
✔ 正しい名称を使うことが予防になる
✔ 絵本は自然な入口
「あなたの体はあなたのもの」
「あなたの気持ちは大切」
そのメッセージを、
毎日の関わりの中で伝えていけたら。
性教育は、子どもを縛るものではなく、
自由に生きるための力を育てるものです。


コメント