こんにちは、はなです。
あなたには、自分が「ほっ」とできる場所がありますか?
昔からずっと欲しかったもの
私は幼い頃から、何となく、寂しいなぁという気持ちがずっとあって。
それは、家庭が落ち着かなかったからかもしれないし、両親が共働きだったからかもしれない。はたまた、自分が敏感な性格だっただけかもしれない。
理由は明確にはならないけれど、とにかく「私をまるごと認めてくれる人」が欲しいと思っていました。
自分に笑顔を向けてくれる人や、優しくしてくれる人、遊んでくれる人に、「わーーい♪」って近寄って行ってた思い出があります^^
※家族の名誉のために書きますが、両親も祖父母も、私をかわいがってくれていました。色んなところに連れて行ってくれました。沢山の愛情をかけてくれました。習い事・私のわがままにも付き合ってくれていました。やっぱり私が敏感な性格なのです。
思春期・青年期の話
小学校高学年に差し掛かった頃から、学校での人間関係に悩むようになりました。
勝気でなんでもストレートに物申していた私。クラスメイトを傷つけて泣かしてしまったり、多分何か言ってしまって仲間外れになったり。でも当時は勝気だったので、負けじと他の子と過ごしていましたが^^;
中学生になり、複数の小学校からの同級生が集まることになると、勝気な部分が影を潜め、「どうすれば女の子と仲良くなれるか」をひたすら考え、結果、ものすごく八方美人な性格になっていきました。
色んな場所で、色んな顔の自分がいる。そのことに違和感を覚えながらも、自分の居場所を作るのに必死でした。
その結果、その時々で一緒に過ごす友人はいました。決して仲間外れになったことはなかった。色んな楽しいことも経験できました。
でも時々、理由もなく急に涙が出てきて止まらなくなることがあったり、年に2~3日は仮病で学校を休むようになりました。
高校時代は、中学時代以上に、自分を見失っていました。
集団に入っているけど、入っていないような。一緒に遊んでいるけど、遊んでいないような。
当時、両親の離婚も重なり、「もうどうしようもない」言葉にできない切羽詰まったような感覚に日々押しつぶされていました。
学校を早退してバスで知らない町に行って携帯電話を川に投げ捨ててみたり(ヤバい高校生ですね^^;笑。速攻拾いに行きましたがご臨終でした)、仮病で休む日も年に10日位に増えました。
そんな中、2年3年で一緒に過ごした友人と、部活動の顧問との出逢いが、人生の中でものすごく大きな宝物になりました。
友人も家庭の悩みを抱えていて、お互い、初めて家のことや自分の気持ちを話すことができました。あの時の、恥ずかしいようなでも嬉しい、なんとも言えない心地よい感覚が、「居場所づくり」の夢につながっています。
顧問の先生のお話はまた後日…
社会人になって
職場での出会い
社会人になってからの私は「臨床心理士」として働き始めました。
自分を見失った経験、「人に話すこと」で癒しを感じ「人の話を聞くこと」で感謝された経験から、心理の道へ進むことに決めました。
働き始めて数年。ある女の子に出逢いました。
すごーく優しい繊細な性格で、毎回話をするたびに、こちらが元気をもらえるような子でした。
その子は、学校で居場所がない、家でも自分の気持ちは話せないといい、孤独感と戦っているようでした。色んな話をして、困りごとには一緒に対策を考えて、、、。
そんな日々を送る中、私は妊娠をし退職することになりました。
退職前最後の面接の日。女の子は何度も書き直したという長いお手紙を手に持ち、大粒の涙を流しながら過ごしてくれました。
そして、「ここが私が一番ほっとする場所だった」と言ってくれました。
あれからもう何年も経ちましたが、女の子のその後を私は全然知らなくて。元気に過ごしているのかな?ほっとする場所はできたかな?と、たびたび、本当にしょっちゅう思い出します。
私に「ほっとする場所です」と言ってくれて、本当にありがとう。あなたとの出逢いが私を少し強くしてくれました。いまあの子に会えたら、そう伝えたいです。
自分の居場所
自分自身は「居場所探し」を終えられていませんでした。
社会人になってからも、人との関係に悩むことばかり。昔から感じていた「なんとなく寂しい」という感覚から抜け出せずにいました。
『心理士のくせに、自分のことは悩んでばかりで情けない』そう思いながら、過ごしていました。他の心理士の方と自分を比べては、落ち込むことも多かった。
でも、社会人になってから、時々「ほっとする場所」を感じることが出てきました。
続きはまた後日…
時間が来てしまいましたので、続きはまた後日。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
編集後記
1月11日から始めたブログ。3日連続で更新できました!
毎日すこ~しずつ、ホームページ(っていうのかな?)も改良しています^^
1月中には、画像を挿入したり、吹き出し機能を使ったりも、できるようになりたいなぁ♪
コメント
[…] 今日は、この投稿(居場所をつくりたいと思った理由 ① | OHANA BIYORI)の続きです。 […]
[…] 居場所をつくりたいと思った理由 ① […]